この時期、新一年生にとってはランドセル…気になりますよね。
本来ならウキウキワクワクのランドセル選びですが、
側弯症があると、これがまた悩めるところで…
側弯の術後は、重いものを背負うのは禁止されていることも多く、
となると、本体自体が重いランドセルはダメだということになってしまいます。
私の周りでは、基本、教科書類は学校に置いて帰り、
リュックやショルダーバッグ、手さげなどに筆記用具と連絡帳、
本読みのための国語の本、宿題のドリルだけを入れている方が多いようですが、
新一年生となると、やはりランドセルにこだわる方も多く(どちらかというと親御さん?)
チャットなどでもよく話題にあがります。
そんな中、先日の中国ブロックの交流会で、会員さんに教えていただいたものが
よさそうだったので、ご紹介しますね。
ナップランド…ムラタ(重さ700g)
http://www.bag-murata.co.jp/
形はランドセルに近いですが、布製で軽くなんといっても値段が安いです!!
普通のリュックは、とにかく軽いのですが、底が頼りないので、
少し重いものを入れるとどうしても変形して下に下がってしまいます。
その点をカバーできるでしょうか?
その他には…
キディ(ナイロン) …タイガーランドセル(重さ900g)
http://www.school-bag.net/product/917
ただ、重さだけなら普通のランドセルでも、これぐらいのものはあるので…
ちなみに、天使のはねで有名なセイバンというメーカーには、
ギネスにも乗った世界一軽いランドセル(720g)がありましたが、
今は生産してないようです。
昔と違って教科書も大きくなり、どこもA4ファイルが入るのを売りにしてるので、
大型化した分、軽さは追及されなくなったようですね。
さて、うちの娘の場合ですが、最初にベプター手術を受けたのは小学3年生で、
それまでは装具もなにもしていなかったのですが、体格が小さいのもあり、
入学時には普通の軽めのランドセル(800g台)を買いました。
しかし…娘は生まれつき、尾てい骨が少し出ているので、
ちょうどランドセルの下(端)の固い部分があたって痛かったようで、
集団登校など早く歩くと特に強く当たるからか、列から遅れたり…
朝は嫌がってかなり苦労しました。(ランドセルだけが原因かわかりませんが…)
当たる部分にクッションをつけてみたりもしたのですが、うまくいかず、
結局1年の2学期途中からは、学校とも相談し、モンベルの赤いリュックを買って
それで登校してました。(娘は気にいって、とても満足してたようです)
2年生になり、背も少し伸びたので、(担任の先生にも促され)
ランドセルを再開してみたのですが、走るとやっぱり痛いようで結果は同じに…。
ついに担任から、「横型のランドセルにされたらどうですか?」と言われ、
色々探しているうちに、横型ではないですが、背中部分がクッションタイプの
ハネッセルという布製のランドセルにたどりつき、思いきって買ったところ、よかったようです。
この時に買ったタイプは、ハーネスという背負う部分が取り外しができ、
成長に合わせてサイズが変えられるのと、
登山用のリュックのように、胸とお腹の部分でもしっかり留められるので、
重さは肩だけでなく分散されていたと思います。
(でも、娘が買ったタイプは売れなかったようで、今は生産されてません)
↓ ハネッセル;術前です(小3春)
ただ、これも重さが1kgあるので、ベプターの術後には使えず、
今はまた、モンベルのペラペラのリュックで登校しています。
(本人は見た目はどうでもよく、とにかく中身が軽くなったことで喜んでます♪)
苦労されている方も多いと思いますが、ランドセルで工夫されていること、よかったこと、
失敗したことなどありましたら、ぜひ教えて下さいね。
ちなみに、最初のランドセルは、震災時にメーカーを通じて被災地に送り、
もう手元にはありません。誰かのお役に立てているなら嬉しいのですが…
うめ