先日こちらでもお知らせしていましたが、
兵庫県姫路市で側弯症の相談会が行われました。
神戸医療センター整形外科の 鈴木哲平先生をお招きして、
1時間のご講演と、その後参加者からの質問や相談にお答えいただく形で
20名程の参加がありました。
この相談会は、姫路市と様々な患者会で構成している
姫路市難病団体連絡協議会(難病連)とが協力して年に一度行っているもので、
この日も同時進行で計5疾患の相談会が行われました。
計画の段階で、毎年一つは子どもの疾患を入れようとなっているのですが、
昨年ほねっとが加盟させていただいたこともあり、側弯症をお願いしました。
そのため、当初保健所さん作成のチラシには “こどもの側弯症” とあったんですが、
最近成人の方からのご相談も多いので、“こども”という字は消していただきました。
実際に相談に来られた方も、半分は成人~高齢の方だったように思います。
講演の内容は、側弯症の基礎から手術、成人の脊柱変形まで幅広かったのですが、
とてもよくまとめてあってわかりやすく、有意義な時間となりました。
鈴木先生、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
ちなみに小6の娘に感想を聞くと…「結構、よかった」だそうです(^_^;)
「でも、先天性の話が少なかった…(のが残念)」とも。
限られた時間なので、仕方ないですよね。
この日は教育相談もあったため、担当の教育委員会の先生にも
講演を聴いていただいたり、娘の学校の養護の先生も来て下さっていました。
今後もこういった機会には、患者家族ばかりでなく、
特に学校関係者の方々にも参加してほしいなと思います。
今回は一地域でのことですが、このような相談会は全国各地で行われていますので、
他地域でも側弯症をとりあげていただけるといいですね。
みなさんも、地元に難病連のあるところは、そういったお声を届けてみて下さいね。
そうそう、保健所の応接室からは、修繕中のお城がキレイに見えましたよ!