ランドセル 我が家の場合

北海道のちょらです

娘ちゃんは、小学1年生。ちょうど昨年の今頃、すでにランドセルは手配済みになっていました。
そんなわけで、ランドセル選びの経験談と、現在のお話です

娘ちゃんは昨年の夏前の受診で入学前の手術は無理となったときに、手術の時期によっては1年間背負えるかどうかもわからない状況でしたが、手術後落ち着けばまた背負えるかも知れないし・・・ということで、『背中にやさしい』ランドセルを選んであげようと考えました。
まずは、小さなカバン工房まで含めて、あらゆるところへカタログを請求。次々に送られてくるパンフを見ながら、これと思ったのは、北海道では展示販売もしていないものでした。

しばしの間、悩みましたが。
やっぱり、実際に背負わせてみないとわからないよねぇ

と、そのランドセルはあきらめて、北海道内でお店で直接買えるもので選ぶ方針にしました。

それで、たくさん読み漁ったパンフで得た知識から、選ぶポイントを絞りまして。

1、背カンの出っ張りが少ないもの
2、背クッションのステッチが少ない、もしくはないもの
3、肩ベルトの動きが左右バラバラで動くもの

この時点で、TVでたくさん見かける、某元体操のお兄さんのCMのランドセルは却下になりました。。。
あの、背クッションのデコボコは、側弯っ子には個人的に無理があるなぁと感じました。肩甲骨のでっぱりが動いているうちに、背クッションのデコボコに当たって収まり悪そうに思えてしまうのです。実際に娘ちゃんに背負わせてみたら、ちょっとキワドイ位置に一番出っ張っている部分同士が当たっています。

9月半ば、たまたま家族で札幌へ出かけたときに大手デパートでランドセルを見に行きました。
このときは、まだ参考程度と考えて本決めする気もなかったのですが

上にあげたポイントをクリアし、かつ、NASAクッションという衝撃吸収(するらしい?)クッション材が使われていて、しかも娘ちゃんが一目ぼれで『水色』の鮮やかさに目を奪われまして

聞けばそのランドセル、そのデパートに入荷するのは少数で予約は残り1個までになっていました。

そうなると、なんかもう、予約入れなきゃ という気にさせられてしまいました(その場で予約申し込みをしちゃいました)

ところが、娘ちゃんの側弯の具合が入学直前に事態が動きまして

入学式から1週間ほど背負ったお気に入りのランドセルも、入院をはさんで装具を新たにつけ始める生活になり・・・医師からランドセルを背負う許可はいただいたものの、実際に背負ってみたら装具が首の辺りにまであるために、ズリズリとベルトが下がってきてしまい、とても背負って片道30分は歩けないような状態でした。
しばらくは手持ちのリュックで通っていましたが、あんなに気に入って買ったランドセル、やっぱり背負いたいよねぇ ランドセルを見つめる娘ちゃんの視線が突き刺さり、母は考えました。

ようするに、肩ベルトが下がってこなければいい → リュックのバックルベルトのようなものがあればいいのか

手芸店でベルトとプラスティックのパーツを買ってきて、手持ちで一番太い針を使って、糸も4本どりくらいで、かなり無理やり手縫いで取り付けました。(取り付け後、太い針が曲がっちゃっていましたが
それでも、肩ベルトのずり下がりはなく、娘ちゃんも満足そうに背負って通ってくれているので、よしとしましょう。

私は自力で娘ちゃん用に改造してしまいましたが、これはほんのちょっとしたことですみそうな物だっただけで、もちろん、もっと本格的にランドセルを子どもの状態に合わせてオーダーメイドするというのもありです。

「ふわりぃ」というランドセルを作られている、協和さんがオーダーメイドで受け付けてくれるそうです。

ところで、娘ちゃんのランドセル、お子向けのチャームポイントは

このスワロフスキーもついたハートのステッチならしいのですが、ウチの娘ちゃん的には「そんなんどーでもいい」らしく、ただただ、この水色の鮮やかな色合いが決め手だったようです。

「水色」と一口に言いましても、各メーカーや素材なんかによって、発色というか色合いというか・・・違うのですよ、ビミョウに。
実際にいくつか並んでいたものや、カタログの色見本のものを他に見せてもらっても、娘ちゃんが言うには、

 『この色じゃなきゃダメ』 なのだそうです。。。

今後の治療によっては、またこのランドセルが背負えなくなる こともありえるのですが・・・

そのときはそのときで、また考えましょうかね。

来春1年生のお仲間も、どんなランドセルか、はたまたリュックサックになるのかわかりませんが、真新しいものを身につけて、晴れやかな入学式が迎えられますように

 

ちょら